客室のテーブルって実は重要!!
- 2013年03月02日
- 業界レポート
ホテルのリニューアルの相談で特に多いものとしてはクロスの張替えや床タイルの張替えなどが多いですが、
それと同じくらい家具の入れ替えも多い相談です。
中でもテーブルとソファが多いのですが、今回はテーブル選びのポイントを述べたいと思います。
テーブルのポイントとしては、使いやすさが非常に重要となります。
使いやすさとはなにか、それは、テーブルは何をするためにあるのかがヒントになるでしょう。
一般的にはテーブルはモノを書いたり、パソコンを使ったりという利用方法がありますが、
ホテルにおいては食事をするということがメインになるのではないでしょうか。
そこで、自社のホテルのテーブルで実際に食事をしてもらえれば
使いやすいテーブルなのかどうか確認をして貰いたいと思います。
使いづらいと感じた方がいれば、恐らく高さと大きさが合っていないのだと思います。
高さはソファに対しての高さとなりますが、ソファの座面に対してプラス20cm前後見て欲しいと思っています。
ソファの座面が40cmで座ったときに5cmほど下がるのであれば55cmくらいの高さのテーブルが良いでしょう。
テーブルが低すぎると食べるときに前かがみになってしまうので食べづらいということはよくあります。
大きさは基本的に二人分のお盆、トレイが乗るかという点がポイントです。
適度な大きさはホテルによっても違いますが横90センチ奥行60センチが提唱させて頂く大きさになっています。
実際に一人分が精一杯というので大きさであればレジャーホテル用のテーブルとして向いていないでしょう。
なぜなら利用するお客様は基本的に2人で利用するからです。
食事がしづらいという不満はホテル自体の不満にも繋がりかねないのです。
実際にテーブルの高さとサイズを変えただけで食事の売上が変わったという事例もあるほどです。
食事の売上向上に頭を悩ませている方がいれば意外なヒントが隠れているかもしれませんね!!
ご質問等あれば遠慮なくメールやお電話頂ければ幸いです♪
それでは来週も宜しくお願いします!!!